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RedHatLinux9からFedoraCore1への移行
2003年11月3日にRedHatLinux9の後継版という位置付けでFedoraCore1がリリースされました。RedHatは無償版の開発は停止し、Enterprise版の方に力を入れるようです。個人ユーザーの我々にはあまり対象となりませんが、RHEL3がそろそろ出るようです。
RedHatが言うには、我々個人ユーザーに残された道は2つだそうです。エンタープライ版に乗り換えるかFedoraCoreに乗り換えるかだそうです。もちろんそれ以外のディストリビューションやBSD系UNIXという手もありますが。FedoraCoreのページですが、http://fedora.redhat.comとredhat.comドメインのようです。実際にある程度の技術提供は行われ、サポートしていくそうです。
パッケージ構成もさほど変わっていません。目立つところでは、sambaが3になったのとGNOMEが2.4、Postfix2、Apache2.0.47といったところです。またカーネル面ではexec-shieldというオプションが有効になり、バッファオーバーフロー攻撃に対しての耐性が高まったそうです(例示はLinuxMagazine11月号のそのままですみません^^)。大幅な構成の変更がありませんので面倒でもなさそうです。
では、こんな話はそこそこにして実際にアップグレードした際の事を書いておきます。
まず、FedoraCoreのサイトにあるミラーサーバーの一覧から、最寄のFTPサーバーに接続します。ごく普通のディレクトリ構成なので迷うことはないと思います。isoイメージで3つです。DLしたらいつも通り焼きましょう。焼きあがったら早速対象マシンのドライブにディスクを入れリブートします。あとの手順は一般的なRedHat系Linuxのアップグレードと同様の手順で、非常に簡単なため説明は省きます。
アップグレードインストールが終わり(X入りで約30分)再起動します。GRUBの背景が変わっています。多分そのままごく普通に起動できると思います。更に1つ加えられた変更点up2dateについての注意です。up2dateの取得するチャンネルを設定しましょう。あとはいつもどおりup2date -uでアップデートのチェック及び更新ができます。更に1つ加えられた変更点、日本語文字コードの変更です。FedoraCore1より、既定の日本語文字コードがEUC-JPよりUTF-8になりました。これは結構日本語環境では様々な問題を誘発しています。kon上でw3mを起動し、日本語ページを表示しようとしてもやはり化けます。こればかりはどうしようもありませんが、X上のMozillaではもちろん普通に表示することができます。入っているX上のアプリケーションのほとんどは新しく文字コードに対応したようですが、ktermはダメでした。順次解決されていくことと思われますので焦ることもないでしょう。
更に、sambaが3になったと書きましたが、こちらも文字コードの影響が出ました゜д゜)。Win上のマシンからアップロードしたファイル(Shift_jis)のファイル名は化けてどうしようもなくなります・・・。smb経由では編集、オープンはおろか削除すらも行えません。サーバー側で削除しましょう。また、SambaSwatを入れていた場合は、日本語版になっている事に気づくはずです。早速つないで驚きましたw。
その他のサーバーデーモンについては今のところ問題は見受けられませんでした。また、Postfix2を使っていてrpmfindのものや、自分でRPMビルドしたものを使っていた方も今回のリリースよりPostfixは2になりましたのでこちらを使ったほうがアップデートも行われるので保守・管理のコストが削減できます。その時くれぐれもmain.cfやaliasをふっ飛ばさないようコピーをとっておきましょう・・・
こんなところです。非常に簡単に済みましたが意外と落とし穴もありました。前述のようにsmbで置いていた日本語名ファイルはもうどうしようもないので捨てました・・・。再度アップロードした際にはLinux上からも正常にファイル名を表示することができるので便利です。
RHL9のサポート期限は2004年3月いっぱいで終わりです。早めにアップグレードしておいてもよいでしょう。
Xabre 2003/11/13
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